拝啓、十年後の僕へ


楽曲解説

これは、十年後の自分に向けた手紙のリレーです。
まずは十歳の自分が、タイムカプセルにて二十歳の自分への手紙を綴ります。

子供の頃の夢なんて、非現実的でかわいいものです。
この時は、プロ野球選手になりたがっている様です。

この手紙を、二十歳になった自分が受け取ります。
子供の微笑ましい夢を見て懐かしがります。

どうやら中学生の頃に、ギターを手にした様です。
二十歳の自分は、そのギターでバンドを組んでプロを目指している様です。

そのような事を認め、三十代の自分に向けてまた手紙を綴ります。
どんな現実が待っているかも知らずに。

三十代の自分は社会人になり、日々の雑踏に揉まれるだけの日々を送っています。
あの日見た夢など、とうの昔に忘れ去ってしまった様です。

自分に何の才能も無いなんて、そんな事に気付くまでに随分と時間が掛かりました。
そんな自分が当時の手紙を見つけ、当時の自分を思い出しふと涙します。

そんな想いを認め、現在の四十代にまた手紙を読みます。
のらりくらりと日々を過ごす、自由人になっている模様です。

そして最後に、五十代の自分に向けた手紙を綴ります。
果たして無事にこの手紙が読まれる日が来るのでしょうか 。

施設解説

施設アイコン

時渡文具堂 (ときわたりぶんぐどう)

時を超えて想いを届けることを願い、未来への手紙と上質な筆記具を扱う老舗文房具店
所在地:大空町

舞寿空市とのつながり

基本情報
 - 店主は大草紡、大空町の南外れにある老舗文房具店。
 - 木製の扉と真鍮の取手が印象的で、どこか懐かしさを感じさせる外観。
 - 店内にはインクと紙の香りが漂い、時がゆっくり流れているような雰囲気。

役割・意味
 - 「書く」という行為を通じて、想いを未来へ渡すことを理念としている。
 - 店内奥には「十年後ポスト」と呼ばれる銀色のポストが設置され、利用者は十年後の自分や大切な人への手紙を投函できる。
 - このポストは市の文化事業の一環として運営されており、十年後の同日に手紙が届けられる仕組みになっている。
 - 市民にとって「時間の橋渡しをする店」として親しまれている。

特徴
 - 手紙専用の便せん・封筒は全て双子の弟、佐草燈による物で、舞寿空市の風景や季節をテーマにした限定デザインが人気。
 - 奥の展示コーナーでは、過去に投函された「十年後ポスト」の手紙や、受け取った人々のエピソードが匿名で紹介されている。

市民・街との結びつき
 - 小学校や中学校の課外授業で訪問することが多く、「未来の自分への手紙を書く授業」は市の恒例行事となっている。
 - 成人式・卒業式・結婚式など節目に利用されることも多く、多くの市民がこの店の便せんで人生の節目を記してきた。
 - 舞寿空市における、記録と記憶を象徴する場所として語り継がれている。